ICDコーディング

医療の世界は医師と看護師だけで成り立っていると思ったら大きな間違いなのです。
医師や看護師は患者の前に出るお仕事ですから多くの方がご存知の事かと思いますが、病院内には医師と看護師だけがいる訳ではないのです。
むしろ他にも様々なスタッフがいるのです。

ICDコーディングもその一人です。
直接患者と触れ合う訳ではありませんから、名前さえ知らない、名前程度は知っているけど何をする人なのかはよく分からない人も多いのではないでしょうか。
ICDコーディングとは、簡単に言えば病気のデータベースの整理整頓になります。

医療は日本だけで行われているものではありません。
世界中で必要とされているものです。
そのため、国際的に病気を分類しているのです。

国際的なものです

ICDは「国際室病分類」の略でもあるのです。
正確には、「International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems」の頭文字を取って「ICDコーディング」となっているのですが、とても大切なお仕事でもあります。
なぜなら、医療の世界は日々進化しているとはよく言われていますが、一部の研究者達だけで進化させているものではありません。

患者あってこそなのです。
マウスの実験だけで医療が進化している訳ではありません。

病院に訪れる患者は、言い方は悪いかもしれませんが今後を担うデータにもなってくれるのです。
そのため、どのような診療を行ったのかは医療スタッフとしてしっかりと記録しておく事が求められるのです。
症例はデータの一つなのです。

データベースです

これを症例毎にしっかりとデータベース化しておこうというのがICDコーディングなのです。
これにより、例えば研究の際にも役立ちますし、同じような症状の患者が来た時に以前はどのような治療を行ったのか。

回復に向かったのはどのような理由なのかが分かるのです。
そしてデータが多ければ多い程、医療も役立つのですからデータを整理しておく事はとても大切なのです。

欲しいと思ったデータを探すのに時間をかけていては合理的ではありません。
データ整理さえしておけば短時間で済む事が、整理されていないがために長時間かかるようでは本末転倒です。

ICDコーディングはデータベースを整理するためのお仕事なのですが、大きな病院ともなると患者数も多いですからとても大変です。
ですが自分自身の仕事によって医療をより効率よく行う事が出来るようになりますので、責任重大なお仕事とも言えるのです。
どのような世界に於いてもデータ整理はとても大切ですが、医療の世界は医療の進化そのものもかかっているのです。

About

Categories: 看護・医師関連