医学研究者

この前は病理学研究者のお話をしましたが、今回もある意味似たお仕事のお話です。
それは医学研究者です。
名前からも分かるように、医学を研究するのが医学研究者のお仕事で、こちらも医師免許が必要になりますから医学部に通って勉強を行い、国家試験に合格しなければならないのですが医学研究者と病理学研究者の大きな違いは医学研究者は医学を多角的に考える点にあります。

病理学研究者の場合、病理から様々なアプローチをするのですが医学研究者の場合は、様々な角度から病菌のメカニズムや原因を解明するとともに、治療方針も模索していく事になるのです。
遺伝子や免疫、衛星、生理、解剖といった様々なジャンルはもちろんですが、時には医療とは違ったアプローチが必要になってくるケースもあるのです。

幅広いです

その点では病理学研究者よりも幅広いお仕事になります。
特に病気は何種類もありますし、まだまだ解明されていない事も多々あります。

また、解明されているような病気であっても進化した医療技術であれば違った方法でより良い結果をもたらしてくれる事になるかもしれないのですから、医学は常に研究が欠かせない世界でもあるのですが、その部分を担ってくれているのが医学研究者でもあるのです。
患者を診察するのではなく、常に研究と共にある訳ですから、診察する医師とは違った物が求められるのです。
医学の進歩は目覚ましいものがありますが、一方ではまだまだ解明されていない事も多々あります。

未知の病原菌が年々新しく登場しているのですから、それらに対してどのような治療を行うのか。
また、医療は日本だけで行われている訳ではありません。
海外でも同じように研究が行われていますので、それらのデータ等を参考に、自分自身の思う研究を進める事も求められるのですから、ただただ自分の事だけ考えていれば良いだけでもないのです。

研究だけではありません

世界の医療がどのような形になっているのかをしっかりと意識した上で、それらからどのような事を導き出せるのか。
研究は患者と向き合う訳ではありませんが、ただ研究だけを行っていれば良いものでもありません。
新しい発見でもあれば発表する事にもなりますし、時には大きな注目を集める事もあります。

医療の世界は患者を診察する事もとても大切ですが、患者を診察する事が出来るのも根底に医療に対する知識がしっかりとあるからに他ならないのです。
つまり、医学研究者は医学を根底から支えているお仕事とも言えるのです。

医師となったからには患者を診察して医療に寄与したいと考える人も多いかもしれませんが、医学研究者もまた、医学の発展に十分に寄与しているのです。
患者を診察するだけが医療ではない。
医学研究者はまさにその言葉を地で行く存在なのです。

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Categories: 看護・医師関連