獣医師とは

獣医師の職業

獣医学は、通称動物の医師と呼ばれる職業です。
治療の対象が、人間から動物に変わっただけと端的に考えてしまいますが、この変化が職種の差別化を明確にしています。

何故、獣医師と医師を区別する必要があるかといえば、人間とその他動物の生態が全くというほど異なるからです。
人体に効く処方薬であっても、動物には無効であるものがあります。

また、動物に効く薬剤が人体には適用外ということもあります。
治療法に明らかな違いがでてくると、それぞれのスペシャリストを養成する必要がでてきます。

医療業界に属する医師と獣医師は、専門の医学を志す分野であっても独立した職業と考えるのが世間での見方です。
獣医師については、働き手が少なく志願者の増加が課題とされています。

今後、獣医学部に進学する学生が増えて国家資格を取得する人材に恵まれていけば求人状況は変わってきます。

<h3>獣医師として働く</h3>
獣医師は、朝から夜まで働きづめとなる仕事です。
激務の程度で比較するならば、医師とあまり変わらないと判断するのが妥当です。

しかし、人間の患者より動物の患者の方が少ないので、余暇を取る時間は獣医師の方が断然に多くなります。
基本業務は、言うまでもなく動物の治療です。

対象となるのは人間以外の動物であり、哺乳類であったり爬虫類であったり鳥類だったりします。
範囲が広いという意味では、人体を診る医師より苦労する面があります。

各種の生態について詳しい知識が求められますし、病気を患った動物に適切な処置を施していかなければなりません。
哺乳類だけに限定してみても人間、犬、猫などでは各々に合った適切な治療の仕方があります。

獣医師は種族の特徴を見極め、迅速な診断が必然的となります。
また、動物は抵抗力に欠ける種類がおり既に手遅れということがあります。

病気の完治の見込みを判断するのは、獣医師にとってはなくてはならない技量です。

獣医師の資格

国家資格を取得すべちき点では共通しており、働き始めるまでには取得までの勉強をしなければなりません。

医師や獣医師は、他の職業よりも勉学に費やす時間が長いと指摘されます。
大学に行って6年間の専門課程を通過して、晴れて資格を取れれば医師や獣医師の入り口に立てます。

大学通学時は自由な活動が許されていても、ゼミなどの参加で制限されてしまうのは仕方ありませんし、勉学が中心になるのは医師や獣医師を目指す上での通過点と考えれば納得いくでしょう。

獣医学部に限ってみても追求する課題は山のようにあり、寝る時間が惜しくなります。
臨床実験の回数は2桁3桁となっていき、生態についての分析は日夜問わず深く追求していきます。
学生の最初の難関となる解剖の時間もあります。

初めての解剖は、慣れずに目を背けてしまう学生もいます。
しかし、回数を重ねることで自ずと耐性をつける学生が沢山いますから、過剰に気にすることはありません。

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