診療エックス線技師になるには・・・

医療に関わる職業は、多く有ります。
それぞれが疾病に悩む人に対して 治療という形で 楽になってもらいたいという
崇高な思いは 程度の強弱はあれ 最初のスタ-トはそこからです。
其れを具現化する形が、医師であったり 看護師であったり
あるいは 疾病を探す技師であったりと 人まちまちであります。

最初から、金儲けの手段としてしか見ていない人は 少ないです。
大きく分類すると(特に公立医療機関において)、
医療職(一)を医師、歯科医師、医療職
(二)を薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士等、医療職
(三)を看護師、准看護師、保健師、助産師とします。
業務を遂行するのに必要な年数は、医療職(一)の医師・歯科医師は六年制大学教育であり、
他は専門学校から四年制大学まで多岐にわたります。

近年、薬剤師が四年制大学から六年制大学での学びが義務化されるといった変化がありましたし、
それによって医師や歯科医師と同じ年月学ぶことになりましたが、
診療放射線技師と臨床検査技師もまた、その傾向がはっきりと出ているのです。

ずっと昔は医師でも、自らが 患者の幹部のX線写真を撮影する医師がいましたが現在は
其の手の医師はいません。
二つ理由があり一つはX線撮影をすることは 少なからずⅩ線を浴びることは避けることが出来なくて、
長期になると 医師自身の健康上、避けたいという思いからが上げられます。

もう一つは、法令上は X線撮影を行っていいことになっている医師たちに、
患者さんを診察する時に使えるX線撮影をする技術がないということが上げられます。
医学部でわずかな時間で、学んだ放射線の基本の基本程度で、
人体の不具合点を明確に映し出したX線撮影は物理的に不可能なのです。

幾らフィルムから読み取る技術は医者にあったとしても、
そのフィルムがいい加減の濃淡がついているならば 正しい見たては難しくなりますね。

かなりのノウハウを吸収するために診療放射線技師養成校も
従来は短期大学と専門学校がメインでしたが、時間が圧倒的に足りません。
其の為、現在ではほとんどの短期大学および一部の専門学校が四年制大学に移行し
大学を出ていないと就職ではきびしいというようなことが、診療放射線技師の世界でも起きています。

すこしこのあたりは、看護師の養成とすこしに通ったところがあります。
カルチュアの違いがところどころにでるようになりつつあるのです。
徒弟制度では進まなくなりつつあります。
看護師の世界でも 大卒というのが有る程度主流になりつつある病院があります。
そうなると 既に病院で 一つの世界を作っている先輩看護師たちとの、
やり取りが 院長、看護師長あたりが頭を痛めているのです。

それと同じようなことが 診療エックス線技師の世界でもおきつつあるようです。
毎年1回、診療放射線技師国家試験が実施されます。
昨年度から国家という言葉が入りました。
試験科目は以下の14科目、総問題数は200題、合否判定は正解率60%であると言われています。
他の資格試験と異なり。
真剣に勉強してきているあるいは そこそこレベルの高い人間が受けている試験だけに、
正解率60%を確保するのは簡単なことではありません。

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