2012年に診療エックス線技師に成ろうとすると・・・・

診療エックス線技師は、いざ自分がなってみると学生の時に思っていたのと
随分違っていたのでびっくりした側面と思っていた通りの側面がありました。
学生時代の勉強はホントにただ国試に受かるための勉強だったので ただ放射線の撮影だけを
していたらいいのだと思っていたので、医師から求められることの多さに びっくりしました。

片や人を助ける医療のチ-ムの一員なのに、
あまり貢献している感じがしないと想定していましたが、やはりそうでした。
たぶん、仕事の内容から 医師とか看護師たちと同じように患者中心に働くというよりは、
サラリ-マン的に勤務シフトがなっているからだと思います。

診療エックス線技師の仕事は、病院など医療施設で、レントゲンやCTスキャン、
MRIなどの最先端の医療機器を操って 必要な患部の映像を撮影するのです。
最適な治療法を決定するのに、患者の体の中の不具合箇所を可視化するのです。
タダの機械の操作方法だけならば、スキルを磨けばよいのですが、
体の中の構造がわかっていないと 撮影しても使えない映像ばかりになります。

病んでいるところと 健全なところがくっきりと識別できるように
最適の距離、最適の角度が求められ、これは PC制御の最新式の機器に精通していることと、
人体の構造に詳しくないと 不可能なことになります。

診療放射線技師の学歴に関しては、従来は短期大学もしくは専門学校の出身者がほとんどでした。
今私のいる総合病院でも10年以上年の離れた先輩たちはたいてい専門学校出身が多いです。
最近は変わってきました。
近年では放射線技師自体の学歴が如実にインフレしており、専門大学生ばかりだったものが、
いっぱしの四年制大学だけでなく大学院卒業の出身者が大幅に増加する傾向にあります。
これがいいことかどうかは別にして、就職に当たっては、
従来の短大、専門学校卒では かなりしんどいということになってきています。
私も一応国立の放射線技術科学専攻ですが、特に高学歴ということではなくなっています。

最近、薬剤師が六年制に変わり、医師、歯科医師と同期間の修学が求められるようになりました。
診療放射線技師と臨床検査技師はその同様の傾向が顕著であるので、
短大、専門学校との差が広がるように思えます。
高校生の方で将来を睨んで、診療エックス線技師をめざすならば、
4年生の大学を目指すことを強くお勧めします。

看護師の場合も、大卒、短大卒、専門学校卒の三つの入り方が有りますが、
それぞれ同じ看護師になるとはいえ 目指すところが 少しずつ異なるので
異なるタイプの看護師になればいいと思います。

診療エックス線技師の場合、目指す方向の異なる診療エックス線技師等はなく、
今のところ一種類しかないから、そうなると大卒が有利にならざるをえません。
あるいは 将来国家試験にも 甲と乙とかできればまた変わってくるとは思いますが・・
医療関係の仕事に就きたいが、始めから、医師は難しいし、X線の検査技師でもなれたらいいか?・・・
の時代は終わってしまっているかもしれませんね。

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