言語聴覚士とは

人間と言うのは、言葉を話すことによって意思伝達ができるようになるので、
言葉を話す、伝えるというのは人間にとって非常に重要な役割を担っています。

しかしその言葉をうまく伝える事ができない、言語コミュニケーションをとることが出来ない方もいらっしゃいます。
そのような方たちに対して、言葉によるコミュニケーションがなくてもうまく生活を送っていけるように支えて行くお仕事が
言語聴覚士のお仕事です。

小さい子どもの言語の発達の遅延や、聴覚障害そして脳梗塞や脳卒中などによる失語症、病気により
声帯を切除したために言葉を発する事が出来なくなった場合、
うまく食べ物を飲み込む事ができない嚥下障害などによって生じるものが多いです。

言語聴覚士としてはその症状のメカニズムを解明していき、今後の対策について検討するために検査や評価を実施して、
もし必要性があれば訓練や指導などを行っていきます。
つまりリハビリテーション医療を行っているのです。

これらのお仕事は医師や看護師、理学療法士や作業療法士、介護福祉士やケースワーカー、教師などと連携をとって行われていきます。
彼らはつまり医療機関、福祉施設、保健施設、教育機関などの多岐にわたり活動を行っており、90年代後半に国家資格として扱われ、
その資格保有者は年々増加傾向にあります。

実際に失語症になった方が、うまく周りとコミュニケーションが取れずに悩んでいたのですが、
言語聴覚士のいる施設に通うようになったことによって言葉を少しずつ取り戻せるようになったという事があるのです。
こう言った、言語について悩んでいる方にいち早く苦がなく生活できるように奉仕するのがこの言語聴覚士の役割なのです。

ちなみに言語聴覚士の資格は比較的新しいものですが、資格保有者は前述のように増えているものの、
リハビリを必要としている方に対して人数はまだまだ少ない現状があります。

実はこの資格について、聞いた事はあるけれども実際にどのような事をしているのかについて
具体的にあまり浸透していないのも原因の一つかもしれません。
もっと言語聴覚士というお仕事が周りに認められ、必要性を感じられるようになるよう、
更にメディアなどで特集を組んだり、若い方を中心に伝えていかなければならないのではないでしょうか。

超高齢化社会を迎えた今、言語障害で悩まれる方も増えていますので、是非今後たくさんの有資格者が増える事を願いたいものです。

About

Categories: 療養・薬剤関連