腕の痛み、腰の痛み。
整体にいっても、マッサージをしてもらっても、なかなか良くならず、痛みが気になり仕事が手につかない。
そんなとき、最後に頼りになるのが、はり。
そんなに医院自体は多くない印象をうけますが、それでもぽつぽつとあり、
小さなところではお医者さんが一人、受付の方が一人で開業されている方たちも少なくないようです。
はり師はきちんとした資格がいるので、自分がうけるのも、しっかりと先生を見極めなければいけません。
また、今は美容鍼などあって、顔のたるみをとるなど、
若い女性でもはりの治療を受けるかたも少なくないようです。
はり師は、女性のはり師が多くなったことも、自分の悩みを打ち明けやすくしているのかもしれません。
医院自体も、いかにも病院といった雰囲気のところだけでなく、
明るい雰囲気の場所もふえ、年齢問わず行き易い環境になっているのではないでしょうか。
美容鍼の技術を習得し、個人のエステなどに組み込めれば、かなりのスキルアップ、
またきちんとした国家資格を持っているということで、お客様の信頼度アップにつながるかもしれません。
はり師になるには、まず国家資格に合格しなければなりません。
試験地は、必ずしも全国で行われているわけではないので注意が必要です。
はり師の資格だけで、はり一本で生計をたてていくことは、今は難しい部分もあるようで、きゅう、
あん摩マッサージ指圧などの資格も取って、それらを組み合わせてお客さんを治療する人もいるようです。
また、現在薬剤師とのダブルライセンスを持っている人も多いとか。
折角学校を出てもはりの資格だけでは、就職難な状態が続く場合があるので、
しっかりと自分がこの仕事を極めたいという強い意志が必要だと思います。
はりやあんまの専門求人サイトを利用すると求人が探しやすいでしょう。
開業する場所なども、重要なポイントとなるでしょう。
とはいえ、本当に身体がつらい人は、ネットを使って探して、
わらにもすがる思いではり師のもとを訪れる場合があります。
専用のはりを用いて、トントンっと身体にはりをさしていき、最初はぐっとくる感じがあり、
終わる頃には身体がだるくなったりしますが、翌日劇的に痛みが軽減されていたりします。
私の父も、腕の痛みに悩まされ、マッサージだけでは改善できず、何がいいかと悩み、
はりを頼ることにしました。
1回で治せるから、と自信満々で先生がおっしゃってくれたようで、それも安心感につながったと。
しっかり学んでいるからこその、自信だったと思います。
それで、終わったあとのだるさなど体験したわけですが、
身体の調子が良くなったことにとても驚いていました。
何をしてもなおらなかった痛みが、1日で消えたのですから。
こんな風に、はりの技術で救われる人もいます。
だから、はり師の皆様にはがんばって欲しい。
本当につらいひとたちを助けてあげて欲しいと思います。
今は、はり師などの資格をとれる専門学校が多く存在します。
これから、はり師になりたい、と思う方は学校に行くことになるわけですが、
自分にあった学校をしっかりと見極めて通って欲しいです。